淡路技建は時代の変化に沿って新しい発想で開発した新技術、新製品を積極的に展開しています。
スラグ石膏板ASボードを初めこちらでご紹介します。
ASボードは、工場などから副産物として発生する高炉水砕スラグや石膏、古紙などの再生材料から作られた不燃建材(スラグ石膏板)です。淡路技建では「合板」に代わるエコロジーな捨張材として「ASボード」に対し東京ガス温水式床暖房システムの捨張材として必要な「熱耐久試験」「60万回繰り返し荷重試験」「床鳴り検証試験」「小型恒温恒湿槽による伸縮確認試験」などを行いました。また、プレフロアーFA8/RJシステムとして「エアロビックダンスフロアのかたさ試験」や「転倒衝突時の床のかたさ試験」、遮音性能などを確認しております。
通常の乾式遮音二重床『プレフロアーシリーズ』は、基材に20(25)mm×2尺×6尺(600×1820mm)の「パーティクルボード」を採用していますが、供給安定性に欠けることもあり代替材として「針葉樹合板24mm」を基材に使用した『プライウッドフロアー』をご用意いたしました。針葉樹合板(3尺×6尺)はパーティクルボード(2尺×6尺)と規格サイズが異なるため、集合住宅向けシステムには3等分に切断し2尺×3尺サイズ、店舗施設向けシステムには2等分に切断し1.5尺×6尺サイズでご使用いただきます。
淡路技建が新しく提案する『DFP(Detachable Floor Precedence)工法』は、新開発の「着脱式受台座」を使用する補強アジャスターを採用。ベースパネルを剥がさずに床下へ補強アジャスターを増設したり、パネルの下から撤去することを可能としています。これにより、リフォーム時の間仕切り壁の移動や、重量物対策での改修工事において、施工費の削減・工期の短縮といったメリットが生まれます。
ベースパネルの下面に張り付けられるよう「防振アジャスターの受け台座部」を切り欠いた形状の「断熱パネル ZEB II」は「ビーズ法発泡ポリスチレン製断熱材」で作られており様々な厚みに対応可能です。ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング)・ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を目指す集合住宅・文教施設・店舗施設の床下断熱に是非ご活用ください。
乾式遮音二重床の低さの限界はパーティクルボードの厚みと防振ゴムの大きさによって制限されてきました。ミニマムフラット2×3工法βは、2尺×6尺というベースパネルのサイズを2尺×3尺にして、角を切断することで防振ゴムをベースパネル間に突き出し、⊿LL3-⊿LH2の防振ゴムとしては業界一低いベースパネル天端47mmを可能としております(当社調べ)
8mm厚のAKベニヤやASボードを温水式床暖房パネル下の捨張材に活用することで、捨張合板の使用量を大幅に削減し、小寸法化したパーティクルボードの活用によりゴミの減量を実現するエコロジーな工法です。
床下が狭い集合住宅にも「床下収納庫」を取り付けられるようにした『MY蔵庫600』仕上げ高さ150mmから取り付けられる床下物入により、キッチンや洗面所などへの施工が可能になります。床下収納庫としての使い方ではなく水廻りの床下点検口としても使用できます。同梱されている補助根太はアルミ受け枠がプレフロアーに施工しやすいよう段差加工が施されています。