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二重床についてのQ&A

軟式遮音に重油かを採用しているマンションとそうでないマンションでは、何が違うのですか?
二重床についてのQ&A・1
乾式遮音二重床を採用しているマンションとそうでないマンションでは、何が違うのですか?
乾式遮音二重床とは、マンションの上階から発せられる床衝撃音を軽減する効果を期待して作られた床構造です。防振アジャスターにより床の段差を無くすバリアフリーに対応することができ、床に適度な弾力性を持たせることで歩行による足腰への負担を軽減し、転倒時の衝撃緩和にも役立ちます。また、コンクリートスラブと乾式遮音二重床との間にできる空間は冷えや湿気を防ぎ、配管・配線を自由に通すことができるため、将来のリフォームによる間取り変更にも対応可能です。このように乾式遮音二重床は、他の工法に比べ多くのメリットを兼ね備えた、遮音性・施工性・メンテナンス性に大変優れた床構造と言えます。
LL45/LH50といった記号・数値は何を表しているのでしょうか?
二重床についてのQ&A・2
LL45/LH50といった記号・数値は何を表しているのでしょうか?
これらは上階から下階への床衝撃音に関する遮音性能を表す記号で、LLおよびLHは、それぞれ軽量衝撃源および重量衝撃源に対する遮音等級を表しており、数値が小さいほど遮音性能が優れていることを意味します。
軽量床衝撃源
(Light-Weight Floor Impact Source)スプーンやペンなどの硬く小さい物を落とした時に近い音を発生させます。LLという記号で表します。
重量床衝撃源
(Heavy-Weight Floor Impact Source)
子供が飛んだり跳ねたりするなどの重く柔らかいものが発生させる音に近い音を発生させます。LHという記号で表します。

■遮音等級と生活実感の比較

遮音等級 日本建築学会適用等級 人の移動音、物の落下音など 人の走り回り、飛び跳ねなど
軽量
床衝撃音
重量
床衝撃音
LL LH
L-40 特級 特級 ほとんど聞こえない かすかに聞こえるが遠くから聞こえる感じ
L-45 1級 小さく聞こえる 聞こえるが意識することはあまりない
L-50 2級 1級 聞こえる 小さく聞こえる
L-55 2級 発生音が気になる 聞こえる
L-60 3級 3級 発生音がかなり気になる よく聞こえる

■日本建築学会適用基準の意味

適用等級 遮音等級の水準 性能水準の説明
特級 遮音性能上とくにすぐれている 特別に高い性能が要求された場合の性能水準
1級 遮音性能上すぐれている 建築学会が推奨する好ましい性能水準
2級 遮音性能上標準である 一般的な性能水準
3級 遮音性能上やや劣る やむを得ない場合に許容される性能水準
カタログに載っているL等級(たとえばLL45)は、現場での保証値なのでしょうか?
二重床についてのQ&A・3
カタログに載っているL等級(たとえばLL45)は、現場での保証値なのでしょうか?
カタログに載っているL等級は、公的試験機関の試験室で行った試験結果から現場性能を推定した値ですので、保証値ではありません。現場での実測値は、部屋の形状、梁、スラブ厚、端部納まり、二重天井及び壁仕様等の諸条件によって影響されますので、カタログ値は、あくまでも現場性能の目安としてお考えください。
⊿L等級って何ですか?
⊿L等級って何ですか?Q&A・4
⊿L等級って何ですか?
⊿L等級とは、二重床などの部材単体性能を表す、新しい等級です。
今までのLL-LHと言われる等級は、二重床などをRC150mmスラブへ施工した場合に聞える音の大きさ(トータル性能)を推定したものでした。この等級の運用には、様々な問題点がありました。そこで、ある一定条件下で二重床などを施工した時に音の大きさがどれだけ低減されるか?で、二重床の部材単体での性能を表そうと考えられて作られたのが「⊿L等級(デルタ エル等級)」です。
⊿L等級では、「⊿LL(Ⅱ)3-⊿LH(Ⅱ)2」などと表記されます。 LL・LHは音源の種類を表し、(Ⅱ)はカテゴリーⅡ=二重床であることを表します。 数字は低減性能のランクを意味し、数字が大きいほど性能が優れています。 数字の後にSがつくと(例:⊿LL(Ⅱ)3S-⊿LH(Ⅱ)2S)、定められた一定条件から外れた特別な条件下での試験で得られた等級であることを意味します。
⊿L等級の詳細については、⊿L等級とは?ページをご参照ください。
【軽量床衝撃音低減性能の等級(⊿LL等級)】
表記する
等級
軽量床衝撃音レベル低減量の下限値(⊿LL等級)
125Hz帯域 250Hz帯域 500Hz帯域 1kHz帯域 2kHz帯域
⊿LL-5 15dB 24dB 30dB 34dB 36dB
⊿LL-4 10dB 19dB 25dB 29dB 31dB
⊿LL-3 5dB 14dB 20dB 24dB 26dB
⊿LL-2 0dB 9dB 15dB 19dB 21dB
⊿LL-1 -5dB 4dB 10dB 14dB 16dB
【重量床衝撃音低減性能の等級(⊿LH等級)】
表記する
等級
重量床衝撃音レベル低減量の下限値(⊿LH等級)
63Hz帯域 125Hz帯域 250Hz帯域 500Hz帯域
⊿LH-4 5dB -5dB -8dB -8dB
⊿LH-3 0dB -5dB -8dB -8dB
⊿LH-2 -5dB -10dB -10dB -10dB
⊿LH-1 -10dB -10dB -10dB -10dB
F☆☆☆☆の意味はなんですか?
二重床についてのQ&A・5
F☆☆☆☆の意味はなんですか?
建材に使われる接着剤から発生するVOC(揮発性有機化合物)の中で問題とされているホルムアルデヒド放散量の等級を表しており、F☆☆☆☆は一番少ないランクとされています。淡路技建では、環境に配慮してすべての部材にF☆☆☆☆を使用しております。
等級 ホルムアルデヒド放散量
平均値 最大値
F☆☆☆☆ 0.3mg/L以下 0.4mg/L以下
F☆☆☆ 0.5mg/L以下 0.7mg/L以下
F☆☆ 1.5mg/L以下 2.1mg/L以下
フローリングに隙間が生じるのは何故?
二重床についてのQ&A・6
フローリングに隙間が生じるのは何故?
木から作られる「フローリング」や「パーティクルボード」、「敷居・下枠」などは、製品になってからも、木としての特性である湿気を取り込んだり放出するため伸縮する性質を備えています。このため、夏や梅雨などの湿度の多い季節には含水率が高くなり伸びます。
逆に冬場や床暖房を使用しているときは含水率が下がり縮みます。このように、木質建材は年間を通し伸び縮みを繰り返しますので、木質製品の特徴としてご理解ください。
床先行工法と間仕切壁先工法との遮音性能に、違いはありますか?
二重床についてのQ&A・7
床先行工法と間仕切壁先行工法との遮音性能に、違いはありますか?
様々な検証試験の結果、下階に対する床衝撃音の遮音性能については、床先行工法と壁先行工法とでは、ほとんど差異はありませんでした。
間仕切壁を隔てた廊下の歩行振動や洗面所での洗濯機の振動についての隣室への伝搬は、壁先行工法に比べて床先行工法の時のほうが隣室へ振動が若干伝わり易くなる結果となりましたが、その大きさの程度は人へはあまり影響がないことがわかりました。
この他にも床先行工法と壁先行工法との比較検証試験を行っていますので、ご相談下さい。
仕上げ材として石張りやタイル張りを行う場合、どのような補強が必要でしょうか?
二重床についてのQ&A・8
仕上げ材として石張りやタイル張りを行う場合、どのような補強が必要でしょうか?
石やタイルなどは木材と異なり人の飛び跳ね等による衝撃荷重により、ひび割れが生じてしまう非常に脆弱な材料です。淡路技建では、多くの衝撃試験の結果から、下地材の変形によるひび割れを防ぐための方法として、捨張合板等の2枚張りを補強方法として提案しております。
また、石・タイルの材質や厚み・接着剤の種類により強度・性質が異なってきますので、事前に石材・タイル材メーカー様へもご相談ください。
歩くと床がたわむようですけれど、正常なのでしょうか?
二重床についてのQ&A・9
歩くと床がたわむようですけれど、正常なのでしょうか?
プレフロアーシステムは、防振アジャスター下端に防振ゴムを取り付けてあります。人が歩行する時にはこの防振ゴムが床に適度な”たわみ”をもたすことで踵への衝撃を緩和させ、歩いても疲れにくい床となっています。また、この”たわみ”により下階への遮音効果を得ています。
重量物は何キロまで載せて大丈夫でしょうか?
二重床についてのQ&A・10
重量物は何キロまで載せて大丈夫でしょうか?
プレフロアーシステムの標準仕様の試験荷重は、床の中央部において積載(分布)荷重で、200kgf/㎡、局部集中荷重で100kgfとしています。(乾式遮音二重床の構造上、荷重相応の沈みをともないます。)重量物とされるもののおおよその重量は、家具などは150kg、アップライトピアノは250kg、グランドピアノは450kg、ウォーターベッドは1200kg程度です。
したがってこれらの重量物を設置する場合は、捨張合板の追加や支持脚の本数を追加、また剛性が大きい補強支持脚の適用といった補強方法を提案しています。
補強が必要とされる重量物を置かれる場合には、ご相談ください。
プレフロアーシステムの耐震安全性はどの程度あるのでしょうか?
二重床についてのQ&A・11
プレフロアーシステムの耐震安全性はどの程度あるのでしょうか?
建築基準法において、建物は加速度が1G以上の地震力に対して耐震安全性が確保されているように決められいます。
淡路技建では震度7クラスの阪神淡路大地震・新潟県中部地震・将来発生すると想定される関東大地震などの模擬地震波を振動台で再現し耐震実験を行っております。
この実験では、二重床に加わる加速度は約5~7Gとなりましたがプレフロアーシステムにはほとんど損傷は見られず、プレフロアーシステムの耐震安全性は建築基準法で決められた加速度の5倍以上あることが実証されました。想定される大地震に対して十分な安全性が確保されています。
防振ゴムの耐久性はどのくらいあるのですか?
二重床についてのQ&A・12
防振ゴムの耐久性はどのくらいあるのですか?
プレフロアーシリーズでは、自動車のタイヤなどに使用される耐候性に優れたA種合成ゴムを採用しております。ゴムの劣化原因としては太陽光からの紫外線が主で、その他に熱影響・雨水などによる加水分解や浸食作用による伸縮・膨張の影響が考えられます。しかし、床下に使用される乾式遮音二重床などの用途では前述の影響は受けにくく劣化速度は極めて遅いと考えられます。

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